形状記憶デジタルパーマエッセー vol.1 デジタルパーマとは? | デジタルパーマ 巻き髪パーマ 資生堂システムキュールでエースをねらえ

形状記憶デジタルパーマエッセー vol.1 デジタルパーマとは?

最近 雑誌などで「デジタルパーマ」という言葉を見かけるようになりました。一年前とは隔世の感です。
この「デジタルパーマ」という言葉はパイモア社の登録商標です。意外なことに元は韓国発で日本に広まりました。


昔、縮毛矯正が出始めのころは その先発メーカーが「Mr.ハビット」として売り出しました、。今では100種類以上、各メーカーから様々な名称で縮毛矯正剤が発売されてます。そしてそれら全ての総称として「縮毛矯正」が一般的に使われるようになりました。


今現在、「デジタルパーマ」は4~5社のメーカーから発売され、その名称も「デジタルパーマ」、「システムキュール」、「形状記憶パーマ」、「セレブカール」、「マイクロパーマ」など様々、また各サロンでも違った名称で呼んでたりしてます。

私個人的には「巻き髪パーマ」というのが 一番合ってる気がしますが、「デジタル」という言葉がインパクトあるのか一番浸透してます。


各社それぞれ自社製品の良さを主張してますが、私の考えではそれほど大きなひらきは無いと思います。要はその製品を熟知していれば問題は無いです。 ただどんな技術もそうですが出始めたばかりなので、各店、各担当者の技量によって出来上がりに差があるのは否めません。


デジタルパーマは簡単に言えば 温熱を利用したパーマです。 その原理は決して新し物でなく、床屋さんのアイロンを使ったパンチパーマに似てます。また縮毛矯正にもよく似てます。

薬剤は縮毛矯正剤もしくはそれに類似した薬剤を塗布します。その軟化(薬液の浸透)は縮毛矯正を100としたら80~90ぐらいで良いので、ダメージも軽減されます。


薬液が十分に作用したら、それをシャンプー台で十分に流します。その後がこのパーマシステムの特徴であるトリートメント処置になります。当店の場合はサニープレイスのマイクロパーマを使用してるので、アミノコンクとキトフィルムのヘアーパックの混合液を塗布します。

それからワインディング(パーマを巻く)し、加温するので非常に髪の感触は良くなります。 加温の状態は


ホットカーラーにコードがついてるのをイメージしてください。かなり見た目は派手です。

縮毛矯正の場合は薬剤を流した後に 高温のストレートアイロンで髪を両面から加熱することにより その形状がストレートに記憶されます。デジタルパーマの場合は片面からの加熱なので、その形状はカールとして記憶されます。


従来のパーマと違い濡れてる時がマックスのカール形成でなく、乾くほどに大きくしっかりとしたカールになります。


長くなりましたので、次回、デジタルパーマの可能性や問題点なども書きたいと思います。




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